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勝浦のリゾートホテルで一服していた時の一首。
豪華なホテルに家族連れが着いた。普段の生活では見られない装飾に、「凄い所へ来たのだ」と大いに喜んでいた。あたかも、桃源郷に誘われたかのように。
参考文章 海水浴と豪華リゾートホテルの勝浦 |
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2001年8月24日の、行川アイランドでの一首。
艶やかなフラミンゴの行進に目を奪われていたが、8月31日に閉園することを知ったら、このフラミンゴは何処へ向かうのか。再就職先はもう決まっている身なのかと、フラミンゴに問い掛けた。
参考文章 行川アイランドの想ひ出 |
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鴨川横渚海水浴場での一句。
ある海の家の看板に、この年の流行語「今でしょ」やら「ワイルドだろ」と連ねて、客を寄せていた。この年の流行を敏感に捉えて、海水浴客に注目の視線を向けさせる商魂が、何とも面白い。
参考文章 夏の安房鴨川の一コマ |
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旅行記には無いが、「リゾートあわトレイン」で、九重〜館山の光景の一コマ。
「リゾートあわトレイン」と撮そうと、沿線には撮り鉄(鉄道を撮る人のこと)の人達がいて、ただ鉄道を撮るだけの地味そうな光景を、満開の向日葵(ひまわり)が華を添えていた。 |
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晴れ名古屋伊吹の麓は曇りなりこれも分け目の関ヶ原かな |
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旅行記には無いが、新幹線で京都へ向かっていた時の一首。
乗った名古屋は晴れだったが、伊吹の麓の関ヶ原付近は曇っていた。「天下分け目の関ヶ原」と言うが、天気の方も分け目なのかな? |
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京都嵐山渡月橋での一首。
渡月橋を渡っていると、舞妓(に扮した観光客)に出会った。昨日までは豪華絢爛な花魁(おいらん)に見取れ、今日は舞妓に見取れた。その舞妓の項に1枚の紅葉が舞い降りた。京都らしい秋だ。
参考文章 嵐山で見た夢幻 |
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嵐山での一首。
嵐山で出会った観光客に、修学旅行生や外国人が混じっていた。此処嵐山での観光の仕方は各々。お互いに嵐山観光を娯しもうとする姿勢を褒めるべき。京都に秋が来たのだから。
参考文章 嵐山の思わぬ寄り道 |
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トロッコ亀岡駅での一首。
観光客で賑わっている嵐山からトロッコ列車が発った。賑わっている嵐山の残影を持って、終点トロッコ亀岡に到着すると、余りにも静かな田園地帯が広がっていて、そのギャップに驚くだけではなく、観光化されていない場所に思わず気が安らぐ。
参考文章 日常の馬堀駅 |
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旅日記に掲載されていないが、京都駅での一首。
四季問わず多くの観光客が訪れる京都。しかし、貨物列車だけは、京都の四季には殆ど関心を持たず、無造作に通過してしまう。 |
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