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京成柴又駅での一首。
ホームに出ると、いきなり寅さんのポスターを見付け、歓迎を受けた。そのポスターは柴又から発つのか、帰ってきたのか、今でも寅さんは心の旅路に就いている。
参考文章 柴又駅で迎えてくれた寅さん |
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帝釈天題経寺での一首。
この寺は、成田山新勝寺と並ぶ、京成線の初詣スポット。一体、どちらに初詣しようか、意見が二分する。京成線車内では、例の2寺院の初詣の広告があり、激しくせめぎ合っているように感じた。
参考文章 平成25年の『男はつらいよ』の世界 |
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帝釈天題経寺での一首。
『男はつらいよ』では、御前様が源公を探すシーンが何度もある。シリーズは終わったが、今でも御前様と源公が現れそうな雰囲気がある。そして、引いたお神籖が大吉と言うこともあり、この2つに胸が躍りそうだ。
参考文章 平成25年の『男はつらいよ』の世界 |
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柴又側の矢切の渡しでの一首。
(対岸の野菊の墓では)野菊が枯れ、漣が立たない冬の日、冷たい江戸川を掻き分けて渡し舟がゆっくり進む。
参考文章 江戸川で感じた旅の空 |
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渡し舟スカイライナー冬晴れの旅路の優劣付けるべからず |
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柴又側の矢切の渡しでの一首。
渡し舟を撮っていたら、上野と成田空港を結ぶスカイライナーが疾走した。スカイライナーは速く、渡し舟はそれを無視するかのようにゆっくり進んでいて、一長一短。どちらが良いか悪いか優劣を付けてはいけない。
参考文章 江戸川で感じた旅の空 |
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柴又側の矢切の渡しでの一句。
空には雲が浮かんでいて、何処へ行くか、何をするか決めてなく気楽に見える。(療養中であるが)私の旅も何も決めずに、気楽に行こう。
参考文章 江戸川で感じた旅の空 |
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京成柴又駅での一句。
上野方面に向かうホームに発つと、ふと旅に出る寅さんになった気がする。今度は何時帰ってくるか。それは、旅の脚のみぞ知るのだ。
参考文章 寅さんの如く旅立つ柴又 |
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